国内スタートアップ資金調達ランキング(2026年4月)

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STARTUPS DB 運営事務局

2026年4月に発表された資金調達を金額ベースでランキング形式にまとめた。

ヘリカル型核融合炉を開発するフルスタック核融合スタートアップのHelical Fusion、37億円を調達しトップに立った。

不動産価値分析AIクラウドサービス「Gate.」を提供するトグルホールディングスは、33億4,000万円を調達し2位に続いた。

2026年4月の資金調達額の合計をランキング形式で並べた。原則的に登記簿から取得した調達日を優先しており、次点でプレスリリースなどの公式発表も集計している。

1位はヘリカル型核融合炉を開発するフルスタック核融合スタートアップのHelical Fusionで、37億円を調達した。

同社は、世界初のフュージョンエネルギー実用化を目指し、“商用核融合炉の三要件”をすべてを満たす、この世界で唯一の具体設計プログラム「Helix Program」を進めている。国立研究所のスピンアウトベンチャーとして、日本で数十年かけた膨大な核融合研究の成果を引き継ぎつつ、日本の技術力をフル活用して、世界初の核融合プラント実現を目指している。今後は、基幹計画“ヘリックス計画(Helix Program)”のもと、2030年代中の最終実証装置「Helix HARUKA」による統合実証、および発電初号機「Helix KANATA」による世界初の「実用発電」に向けた開発を着実に進める方針だ。

2位は不動産価値分析AIクラウドサービス「Gate.」を提供するトグルホールディングスで、33億4,000万円を調達した。

「Gate.」はAIとビッグデータを活用して不動産の価格や収益性を多角的に分析するサービスである。物件情報を登録するだけで将来50年先までの価値や収益予測を自動生成し、従来の手作業中心の調査を大幅に効率化している。価格査定に加えて空室リスクや賃料変動、投資利回りまで一貫して分析できる点が特徴である。金融機関や不動産会社にも導入されており、高精度なデータに基づく意思決定を支援している。同社はその他にも、“みんなでまちに“面白い”をつくりたい。”を実現するために、1万円から始められる不動産投資クラウドファンディングサービス「つくるファンド」を提供している。

今回調達した資金により、同社として初めてグローバル機関投資家を迎える方針だ。

3位はIP開発事業/マーケティング・プロデュース支援事業を行うBrave groupで、30億円を調達した。

同社では、子会社がそれぞれ運営する次世代Virtual esportsプロジェクト「ぶいすぽっ!」やバーチャルミュージックレーベルを擁する「RIOT MUSIC」などVTuberのプロデュースを行うIP事業、バーチャル学園都市「MEキャンパス」などのPlatform事業、ゲームの上達に特化した「CR Gaming School」などのesports事業をはじめ、XR事業、DX事業、Incubation事業と、幅広い領域で複数の事業を展開している。調達した資金は、グローバル展開の加速において、 海外市場におけるIPローカライズ体制の強化およびマーケティング投資などに活用させる方針だ。