国内スタートアップ資金調達ランキング(2026年5月)

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STARTUPS DB 運営事務局

2026年5月に発表された資金調達を金額ベースでランキング形式にまとめた。

世界最大級の次世代植物工場「メガファーム」を運営するOishii Farm、240億円を調達しトップに立った。

自動車のサブスクリプションサービスを展開するmovus technologiesは、48億8,000万円(プレスリリースで発表された融資20億円と、総額42億6,000万円から過去登記簿等で公表された調達金額を抜いた額)を調達し2位に続いた。

2026年5月の資金調達額の合計をランキング形式で並べた。原則的に登記簿から取得した調達日を優先しており、次点でプレスリリースなどの公式発表も集計している。

1位は世界最大級の次世代植物工場「メガファーム」を運営するOishii Farmで240億円を調達した。

「メガファーム」は、神話に登場する日本の太陽の女神にちなんで名づけられた、かつてないほど多くのベリーを栽培する次世代植物工場だ。サステナビリティと自動化を追求した、世界最大級の植物工場となっている。同社は日本の農業技術をベースに、AIを活用した独自の栽培方法と受粉技術を開発し、世界で初めて高品質いちごの安定量産化に成功しており、「メガファーム」にて安定した栽培を行なっている。今回調達した資金は、日本および米国における事業拡大に加え、その他地域への展開を見据えた技術基盤の構築およびそれに伴う組織強化に活用する予定だ。

2位は自動車のサブスクリプションサービスを展開するmovus technologies(ムーブス テクノロジーズ)で、48億8,000万円(プレスリリースで発表された融資20億円と、総額42億6,000万円から過去登記簿で公表された調達金額を抜いた額)を調達した。

同社はインドネシアなどの東南アジア地域において、ライドシェアドライバーなど従来はローン審査が通らない低与信者層に向けたエコカーのサブスクリプション(月額制レンタル)サービスを展開している。

3位は電話自動応答を簡単に作成できるサービスを提供するIVRy(アイブリー)で、45億円を調達した。

同サービスは月額3,000円から使える電話自動応答サービスで、自動応答の分岐を自由に設定できるほか、電話履歴の確認、録音再生確認、電話帳管理などの豊富な機能を搭載しており、営業電話や顧客からの問い合わせ、注文、予約等の様々なシーンに対応することができる。病院や企業、飲食店、美容院、ECをはじめ様々な業界や業種で幅広く利用されており、営業電話への対応効率化による80%の工数削減や、1日数万件を超えるワクチン予約の電話の自動応答を実現している。また、2024年1月には大規模言語モデル(LLM)を活用した“AI電話代行サービス”、同年12月にはユーザーを対象にスマートフォンとSIMカードを貸し出し、固定電話などへの入電をスマートフォンで受信できるようにする月額制のサービス“IVRy スマホレンタルパック”の提供を開始している。今回調達した資金は、コミュニケーションデータを一元的に統合・解析するデータプラットフォームや AIネイティブなコンタクトセンター基盤をはじめとするAIプロダクト開発の強化など、非連続な成長を実現するための戦略的投資に充てる方針だ。