国内スタートアップ資金調達ランキング(2026年7月)

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国内スタートアップ資金調達ランキング(2026年7月)

2026年7月に発表された資金調達を金額ベースでランキング形式にまとめた。
資金調達金額は集計日時点の登記簿上で確認がとれたものを優先して集計しており、次点でプレスリリースなどの公式発表も集計しているため、企業が公表する金額とは異なる場合がある。

CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスを手掛けるアスエネは、シリーズDラウンドで135億円を調達しトップに立った。

生成AIを活用した完全自動運転車両の開発をするTuringは、シリーズAエクステンションラウンドで58億円(プレスリリースで発表された126億2,000万円から、登記簿で公表された調達金額68億2,000万円を抜いた額)を調達し2位に続いた。

2026年7月の資金調達額の合計をランキング形式で並べた。

1位はCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスを手掛けるアスエネで、シリーズDラウンドで135億円を調達した。

同社はミッションに“次世代によりよい世界を”、ビジョンに“21世紀に新たな価値をつくり、日本発の世界で勝ち抜く企業”を掲げるクライメートテック領域のスタートアップで、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスエネ」、持続的なサプライチェーン調達のESG評価サービス「アスエネESG」、カーボンクレジット・排出権取引所「Carbon EX」の3つのClimate Tech領域のサービスを展開している。企業のサステナビリティ経営の支援により、脱炭素社会の創造に貢献している。2023年1月に、海外プログラム2022 欧州コース(フランス)に採択された。

今回調達した資金は、M&Aの推進、マーケティングなど事業拡大、AI・プロダクト開発などに活用する方針だ。

2位は生成AIを活用した完全自動運転車両の開発をするTuringで、シリーズAエクステンションラウンドで58億円(プレスリリースで発表された126億2,000万円から、登記簿で公表された調達金額68億2,000万円を抜いた額)を調達した。

同社は、カメラから得た情報をもとに、認識・判断・車両制御までを一気通貫で担うE2E(End-to-End)自動運転システムを開発している。さらに、生成AIを使用して歩行者・標識・信号・道路状況などを言語的に理解し、複雑な運転シーンにも柔軟に対応する開発にも取り組む。モデル開発から車両への実装までを一貫して推進し、完全自動運転を目指している。

今回調達した資金は、計算基盤の拡充、社会実装に向けた事業体制の強化などに活用する方針だ。

3位は大型トラックに対応する自動運転技術とその実用化ソリューションを開発するロボトラックで、シリーズAラウンドファーストクローズで52億円を調達した。

同社は、独自に開発したAIアルゴリズムやロボテクノロジーを駆使し、自動運転を実現することで、効率的で持続可能な輸送システムの構築を目指している。開発をしている自動運転システムは、長年の研究開発に基づいており、最先端のAIと機械学習アルゴリズムを特徴としている。BEVトランスフォーマー、End-to-End学習、冗長性、生成AI、VLM、世界モデルなどいくつかの最先端技術を組み合わせた安全で効率的、そしてインテリジェントな輸送ソリューションとなっている。

今回調達した資金は、 実証車両の増備、自動運転システムの冗長化、走行ODDおよび検証シナリオの拡大、安全性評価・認証取得に向けた対応、E2E AIや世界モデル等を活用したフィジカルAI技術の開発、計算資源、シミュレーションおよび走行データ基盤への投資に活用する方針だ。