2026年2月に発表された資金調達を金額ベースでランキング形式にまとめた。
アプリを用いて管理を行う“ホテル兼自宅”物件「NOT A HOTEL」の販売、運営を行うNOT A HOTELは、101億円を調達しトップに立った。
生成AIを活用した完全自動運転車両の開発を行うTuring、32億円を調達し2位に続いた。
2026年2月の資金調達額の合計をランキング形式で並べた。原則的に登記簿から取得した調達日を優先しており、次点でプレスリリースなどの公式発表も集計している。
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1位はシェア別荘兼ホテルを運営するNOT A HOTELで、101億円を調達した。
オーナーが使用しない日にホテル兼自宅物件として貸し出せる別荘を運営するスタートアップ。
「NOT A HOTEL」は専用アプリによる簡単な操作のみで自宅をホテルとして運用することができるサービスだ。出張時や旅行時に留守にしていた家がその間にホテルとして収益をもたらす仕組みが組み込まれている。また、同サービスのオーナーになると自分の所有する利用可能日数を使用することで他の別荘にも無料で泊まることができるほか、オーナーだけが利用できる特別な空間「NOT A HOTEL EXCLUSIVE」を利用することもできる。
同社は今後、30年3月までにシェア別荘を約30カ所まで広げる計画を打ち出している。
2位は生成AIを活用した完全自動運転車両の開発を行うTuringで、32億円を調達した。
同社は、カメラから取得したデータのみでステアリング、アクセル、ブレーキなど、運転に必要なすべての判断をAIが行うE2E (End-to-End) 方式の自動運転システムを運営している。
さらに同社は、30年に完全な自動運転の実現を目指している。
3位は世界最先端の超小型人工衛星を開発するアークエッジ・スペースで、30億円を調達した。
同社は、超小型衛星「3U」や「6U」の開発など、小型衛星コンステレーションの企画・設計から量産化、運用まで総合的なソリューション提供を行う東京大学発スタートアップである。「3U」や「6U」は、商業ベースで運用することに特化した超小型衛星だ。いずれの衛星も、中須賀・船瀬研究室が開発した“TRICOM-1R”の基盤技術をベースとしている。
今後は地球観測、船舶向け衛星通信(衛星VDES)、光通信、低軌道衛星測位等に対応した小型衛星コンステレーションの構築を実現するとともに、月面活動にむけた衛星インフラ構築や深宇宙探査など、多様なミッションニーズに対応する宇宙の開発利用を推進する。

